3分でわかる!「〜まで」を表す「by」と「till, until」の違い

今回は「〜まで」を表す「by」と「till, until」の違いについて、3分間で説明いたします。

時間がないのでさっそくスタートしましょう!

目次

「by」は期限を示す

「by」は「期限」を表す前置詞として使います。日本語では、「〜までには」という訳がぴったりです。

You must arrive at the airport by 2 p.m.

午後2時までには空港に到着していなければならない。

We should be there by noon.

私たちは正午までにはそこにいるべきだ。

「by」を使うことで、「午後2時」や「正午」が「期限」であり、それらの期限よりは遅れてはいけないということを示しています。

「till, until」はある時までの動作・状態の継続を示す

「〜まで」と訳される単語に、「till」、「until」があります。なお、「till」と「until」に大きな違いはありません。

「by」が、ある時点までに行われるべき「期限」を示すときに使われるのに対して、「till」、「until」はある時点までに動作や状態が継続していることを示すときに使われます。

I have to work till eight tonight.

今夜は8時まで働かなくてはならない。

この場合の「8時まで」は「働く」という状態がそれまで継続していることを表します。7時で帰ってしまってはいけません。

「by」と「till, until」の違いを例文比較でチェック!

「by」と「till(またはuntil)」を例文で比較してみましょう。

We will be there by noon.

私たちは正午までにはそこにいるだろう。

We will be there until noon.

私たちは正午までそこにいるだろう。

「by noon」は「正午までには」という「期限」を表します。正午ぴったりにいるかもしれませんが、それよりも前にいるかもしれません。

さらに、「by noon(正午までには)」では、いったん正午よりも前(例、午前11時)にやってきたら、正午にはもうそこを離れ、いないかもしれません。

したがって、「by noon」の場合は「正午まで」の状態の継続は約束されないことになります。

それに対して、「until noon」は動作や状態の継続を表しますので、正午になるまで継続してそこにいるということを示します。

両者の違いがお分かりいただけましたでしょうか。

参考記事・カテゴリー

今回の記事は、以下の記事から「by」、「till, until」に関する記載を抜粋してまとめたものです。ぜひ合わせてご覧ください。

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最後に

かなのん

いかがでしたでしょうか。3分間で理解を深めていただくことができましたでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

かなのんです。
ネイティブでもハーフでもない、独学で英語を勉強した日本人です。
TOEICは940点を獲得し、英検1級にも合格しました。
これまでの英語学習の苦労やコツ、おすすめ教材を紹介しています。
ぜひ一緒に英語を学びましょう!

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