スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語のパターンとは?

かなのん

今回は、スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語のパターンについてご説明いたします。

かなのん

はじめに音声について説明させてください。

これからご紹介する例文のうち、左側に以下のマークがついているものがあります。

PCの場合はマウスのカーソルを、スマートフォンやタブレットの場合は指を、このマークがある英文に合わせてクリックまたはタップするとマークの色が以下のように変わり、音声が再生されます。

何度も繰り返し聞いて、表現を耳から覚えて自分のものにしましょう!

目次

スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語とは?

例えば、「present」という単語には、名詞として「プレゼント」、「贈り物」という意味がありますが、動詞として「贈る」という意味があります。

同様に、「estimate」という単語も、名詞として「見積り」、動詞として「見積もる」という意味があります。

これらの単語はスペル(綴り)が同じであっても品詞によって発音が異なります。

その違いのパターンは大きく2つありますのでご紹介します。

スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語のパターン

パターン1:強く読む箇所が異なる

英語は基本的にはどの単語にも強く読む箇所があります。

例えば、

apple

(りんご)

であれば最初の「a」の箇所を強く読みます。

tomato

(トマト)であれば真ん中の「ma」の箇所を強く読みます。

スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語のパターンの一つとして、強く読む箇所が異なるパターンがあります。

「present」がその例です。

名詞としての「present」(プレゼント)は前を強く読みますが、動詞としての「present」(贈る)は後ろを強く読みます。

パターン2:文末の母音の読み方が異なる

もう一つのパターンは文末の母音の読み方が異なるパターンです。

例えば、「estimate」には名詞として「見積書」、動詞として「見積もる」という意味があります。

名詞の場合は、「mate」の箇所に関して、カタカナ読みで「メット」(または「ミット」)と読みます。全体では「エスティメット(またはエスティミット)」となります。

それに対して動詞の場合は、「mate」の箇所に関して、カタカナ読みで「メイト」と読みます。全体では「エスティメイト」となります。

このパターンでは、名詞(あるいは形容詞)の場合は単母音(ə)で発音し、動詞の場合は二重母音(ei(エイ))で発音します。

さらに、自然な英会話の中では、名詞(あるいは形容詞)の場合の単母音(ə)が短縮され、ほとんど聞こえない場合もあります。

文末の母音の読み方が異なるパターンの単語は、注意深く聞かないと両者の区別が難しい場合もありますが、実際の聞き取りではそんなに困ることはありません。

なぜなら文法的に正しい会話ならば、その単語が名詞なのかや動詞なのかは文脈で判断できるからです。

そうであっても、私たちが話すときには十分にその違いを区別して発音するようにしましょう。そうしないと相手にはぎこちない、不自然な英語として聞こえてしまいます。

スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語のパターンの実例

かなのん

スペルが同じでも品詞によって異なる発音をする単語のパターンの実例を見てみましょう。繰り返しよく聞いてみてくださいね。

※品詞ごとの発音を区別させるために名詞は「a」や「an」を先頭に置き、動詞は「to不定詞」の形にしています。

パターン1:強く読む箇所が異なる

かなのん

強く読まれる個所に注意して聞いてみましょう。

concert

a concert

名詞:コンサート

to concert

動詞:協調する、調和させる、調整する

They will concert the schedules of the musicians to prepare for the big concert.

彼らは大きなコンサートの準備のためにミュージシャンたちのスケジュールを調整する予定です。

present

a present

名詞:贈り物、プレゼント

to present

動詞:贈る

The present you present is a thoughtful gift.

あなたが贈るプレゼントは思慮深い贈り物です。

permit

a permit

名詞:許可、許可証

to permit

動詞:許可する

The permit allows you to permit construction on your property.

許可証はあなたに、あなたの土地で建設を許可します。

object

an object

名詞:物、対象物

to object

動詞:反対する

He used the object to object to the proposal.

彼はその物を使ってその提案に反対しました。

protest

a protest

名詞:異議の申し立て、抗議書

to protest

動詞:抗議する

Her protest against the new policy led to her arrest, but she continued to protest.

彼女の新しい政策に対する抗議は彼女の逮捕につながりましたが、彼女は抗議を続けました。

パターン2:文末の母音の読み方が異なる

かなのん

単語の最後を、名詞の場合は単母音(ə)で、動詞の場合は二重母音(ei(エイ))で発音されている点に注意して聞いてみましょう。

名詞の場合の単母音(ə)がほとんど発音されない(聞き取れない)場合もあります。

advocate

an advocate

名詞:支持者、主唱者

to advocate

動詞:擁護する、唱える

She is a strong advocate for human rights and will advocate for them tirelessly.

彼女は人権の熱心な支持者で、それを擁護するために休むことなく働いています。

estimate

an estimate

名詞:見積もり

to estimate

動詞:見積もる

They need an estimate to complete the project, so they estimate the cost.

彼らはプロジェクトを完成させるために見積もりが必要であり、そのために費用を見積もります。

associate

an associate

名詞:仲間、同僚

to associate

動詞:仲間になる、連携する

They decided to hire him as an associate and will associate with him on the new project.

彼を新しいプロジェクトで同僚として雇うことを決定し、彼と協力します。

duplicate

a duplicate

名詞:複製、副本

to duplicate

動詞:複製する

They made a duplicate of the key and will duplicate the document for backup.

彼らは鍵の複製を作成し、バックアップのために文書を複製する予定です。

intimate

an intimate

名詞:親友

to intimate

動詞:それとなく知らせる、暗示する

She is my intimate, and I plan to intimate my secret to her.

彼女は私の親友で、私は彼女に秘密を伝えるつもりです。

かなのん

いかがでしたでしょうか。理解が深まりましたでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

かなのんです。
ネイティブでもハーフでもない、独学で英語を勉強した日本人です。
TOEICは940点を獲得し、英検1級にも合格しました。
これまでの英語学習の苦労やコツ、おすすめ教材を紹介しています。
ぜひ一緒に英語を学びましょう!

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