今回は、オンライン英会話で使う頻度の高い英会話表現を場面別に音声付きでご紹介します。
(はじめに)オンライン英会話でよく使われるフレーズ集
オンライン英会話を始めようと思っているんだけど、自信がないな。。。どう話せばいいんだろう?
オンライン英会話を始めようと思っている方、または始めたばかりの方にとって不安なのが、講師とのコミュニケーションではないかと思います。
でも、大丈夫です!
英語が苦手だと思っていらっしゃる方もオンライン英会話を1ヶ月でも続けられればバイリンガルの入門者です。
なぜなら、英語だけで講師とコミュニケーションを取ることができ、英語だけでレッスンを完結させることができるようになっているからです。
今回は、あなたのオンライン英会話がもっと楽しく充実したものとなるように、オンライン英会話でよく使われる表現を場面別に音声付きでご紹介します。
使い方のコツ
まるごと覚えよう!
英語も日本語と同じです。
どれだけいろいろな表現をパターンとして頭の中にストックしているか、そして、それらをすぐに頭の中から引き出して使えるかで決まります。
相手との会話の中で和訳と英訳を頭の中で繰り返していたらあっという間に時間が過ぎてしまいます。
今回ご紹介のフレーズ・表現はよく使うものばかりですので、すぐに使えるように、まるごと覚えてしまいましょう。
定型的に使われる表現をまるごと覚えておけば、レッスンに集中することができます。
耳から覚えよう!(音声について)
まずは音声について説明させてください。
英文の左側には以下のマークがついているものがあります。
PCの場合はマウスのカーソルを、スマートフォンやタブレットの場合は指を、このマークがある英文に合わせてクリックまたはタップするとマークの色が以下のように変わり、音声が再生されます。
何度も繰り返し聞いてリズムをつかみ、表現を自分のものにしましょう。
講師役のセリフもまねてみよう!
英会話は、相手と自分のキャッチボールです。
相手が何を言っているのかが分からなければ、自分が何を言えばよいのかが分かりません。
したがって、自分が言いたいことを言えるだけでは不十分です。
相手が何を言っているのかを理解することも大事です。
講師役のセリフも音声を確認してまねてみましょう。
あいさつ
ほとんどの場合は、講師の方からのあいさつでスタートします。
定番表現をご紹介します。
時間帯によるあいさつ
おはようございます!
こんにちは!
※日本語では訳しづらいですが、「morning」(午前中、朝)に対比して午後のあいさつに使われるのが「Good afternoon!」です。
こんばんは!
How are you?
「How are you?」は「調子はどうですか」、「はじめまして」という最も一般的なあいさつの表現です。
はじめまして。(あなたの調子はどうですか)
調子はいいです。ありがとうございます。あなたはどうですか。
(Aさん)
私も調子はいいです。尋ねてくれてありがとうございます。
How are you doing?
「How are you doing?」は「調子はどうですか」、「いかがお過ごしですか」という意味のカジュアルなあいさつ表現です。
いかがですか。(調子はどうですか)
調子はいいです。ありがとう。あなたはどうですか?
調子はいいです。尋ねてくれてありがとうございます
自己紹介
講師が自分の名前を名乗る
自己紹介もたいていは 相手(講師)から始まります。
自分の名前を名乗る定番表現は次の2つです。
My name is 〇〇(講師の名前).
私の名前は○○です。
私(の名前)は〇〇です。
講師から名前を尋ねられる
講師があなたの名前を尋ねる表現には次のようなものがあります。
あなたの名前は何ですか。
あなたのことをどのように呼べばよろしいですか。
あなたの名前を教えていただいてもよろしいですか。
自分の名前を名乗る
自分の名前を名乗るパターンには次のようなものがあります。
My name is 〇〇(みなさんの名前).
私の名前は○○です。
私(の名前)は〇〇です。
「How may I call you?」と聞かれた場合は次のように答えれば大丈夫です。
○○と呼んでください。
お互いの名前を確認したあとで、名前をつけて再びあいさつをすることがあります。
次のように応じます。
あなたに会えてよかったです。○○さん。
私もあなたに会えてよかったです。○○さん。
スモールトーク
レッスン開始前に講師があなたの緊張を解きほぐすために、簡単な世間話をしてくることがあります。
逆に緊張しないように、簡単な受け答えができるようにしましょう。
天気について
どんな天気ですか?
その日の天気によって次のように答えます。
今日の天気はとても良いです。
晴れて暖かいです。
暑くて湿度が高いです。
少し熱波が来ています。
危険なほど暑いです。
天気はかなり寒いです。
くもりです。
心地よく涼しい天気です。
残念ながら、雨が降っています。
外では雪が降っています。
台風が近づいているため悪天候です。
出身国や住まいはどこか
出身国や住まいに関する世間話も定番です。
出身はどちらですか。
日本です。
どこに住んでいますか。
東京に住んでいます。(東京は)日本の首都です。
大阪に住んでいます。(大阪は)日本で二番目に大きな都市です。
ただ地名を答えるだけはなく、みなさんがお住まいの地域について、簡単な説明を付け加えることができればいいですね。
現地時間について
海外の講師とは時差がある場合があります。
現地時間について聞かれることもあります。
あなたの現地時間では何時ですか。
そちらは何時ですか。
日本語では、午後2時のことを「14時」ということがありますが、英語ではそのような言い方はしません。
「午前」は「a.m.(エー・エム)」午後は「p.m.(ピー・エム)」で表します。会話の中でも用います。
午前9時です。
午後6時です。
食事をしたか
時間帯によっては、現地時間に関する会話の後、講師から食事をしたかどうか尋ねられる場合もあります。
朝食は食べましたか。
昼食は食べましたか。
夕食は食べましたか。
はい。食べました。
いいえ。食べませんでした。
「はい」か「いいえ」だけではなく、そのあとに文章を付け加えられるとなおいいですね。
はい。食べました。ご飯とみそ汁と焼き魚を食べました。
いいえ。食べませんでした。レッスンが終わってから食べるつもりです。
英会話を始めたばかりのころにはこのような質問をされてプレッシャーに感じるかもしれませんが、講師の方は緊張を解きほぐすために言っていますので、あまり真剣に受け止めずに、会話を楽しむつもりで答えましょう。
週末に何をしたか
週末に何をしたかを尋ねられる場合もよくあります。
週末は何をして過ごしましたか?
友だちに会いに外出しました。
ずっと家にいました。
週末はハイキングに行って、美しい天気を楽しみました。
レッスン前の確認
音声・画像確認
音声や画像に問題がないかを事前に確認する場合もあります。
私のことが見えて、聞けていますか。
はい。鮮明に見えますし聞こえます。
聞こえますが、鮮明に見ることはできません。
見えるけど聞こえない場合は、こちらが言っていることも相手に伝わっていない可能性があります。
そのような場合は、画面上のチャットボックスに以下のように英文を入力します。
聞こえますが、鮮明に見ることはできません。
講師の話すスピード
私は速く話していますか。それともちょうどいいですか。
私にはちょうどいいです。ありがとうございます。
もう少しゆっくり話してほしいです。
レッスン中
いよいよレッスン開始です。
講師側、みなさん(受講者)側でよく使われる表現を取り上げます。
講師側からの指示・質問
講師側からの指示・質問には次のようなものがあります。
7ページ目を見てください。
私に続いて発音してください。
それを声に出して発音してください。
注意深く聞いてください。
次の質問に答えてください。
あなたの意見を聞かせてください。
何か質問はありますか。
みなさん(受講者)側からの連絡・依頼・質問
連絡:自分の状況を伝える
「Do you have any questions?(何か質問はありますか。)」と言われた場合、もし質問がなければ次のように答えればOKです。
いいえ。(質問はありません)ありがとうございました。
相手の言っていることがよく聞き取れなかった場合は次のように言います。
あなたの言っていることを聞き取ることができません。
(参考)
もし「I do not understand what you mean.(あなたが意味するところが理解できない)」というと、自分の理解不足が原因ではなく、相手の説明不足が原因で分からないのだと相手に受け止められかねません。
日本語でも「ちょっと何言っているか意味が分からない」と言われるとムッとしますよね。
そのような誤解を避けるために「I cannot catch what you are saying.」を使うことをおすすめします。
この言い方なら、自分の聞き取り能力が原因で聞き取れなかったというニュアンスがありますので、相手の感情を和らげることができます。
準備ができました。
分かりました。
始めます。(英文を読み上げる前の一言)
講師へのリクエスト・質問
状況に応じて以下のような表現を使い分けましょう。
もっとゆっくり話していただけますか。
より大きな声で話していただけますか。
音量を上げていただけますか。
ノイズのためにあなたの声がはっきり聞こえないです。
もう一度説明していただけないでしょうか。
○○とはどういう意味ですか。
○○とはどういう意味ですか。
○○を別の言い方で言うと何ですか。
チャットボックスにタイプしていただけないでしょうか。
それはどのように綴るのですか。
なにかヒントをいただけないですか。
一つ例を挙げていただいてもいいですか。
意見を述べる
自分の意見を述べるときの表現をご紹介します。
私は…だと思います。
私の考えとしては、
私には…のように思えます。
私の意見では、
私の観点から見ると、
私の経験から言えば、
講師からの評価・フィードバック
講師はほめ上手な方が多いです。
せっかく講師がほめてくれているのに意味が分からなければもったいないです。
講師からのフィードバックを励みにレッスンを続けましょう。
よくあるパターンをご紹介します。
完璧です。
すごい!
でかした!
立派です!
よくできました!
すばらしい!
あなたは驚くべき受講生です。
ここまで言われるといくらなんでも言い過ぎですが、悪い気はしません。
レッスン中のトラブル
オンライン英会話にはトラブルがつきものです。
こちら側の問題でトラブルが起こることもあれば、相手側の問題でトラブルになることがあります。
もっとも多いのがオンライン接続に関するものです。
今日はこちらのインターネットの接続状況が良くないです。
こちらのインターネットが不安定です。私のPCの再起動をさせていただけないでしょうか。
ちょっと失礼してもいいですか。
あなたの音声が途切れます。
相手のトラブルへの寛容さを示す
相手側の事情でトラブルが起こってしまった場合は、これも英会話レッスンの一つと割り切って、以下のようなフレーズで相手のトラブルへの寛容さを示したいものです。
あせらなくてもいいですよ。
気にしないでください。
気にしないでください。
よくあることですね。
このように相手のトラブルへ配慮することで、講師と受講者との関係を超えた、人と人とのつながりできるでしょう。
レッスン終了
レッスン終了時はお互い気持ちよく終わりたいものです。
以下のような定番表現があります。
感謝を伝える表現
レッスンをサポートしてくれたことへの感謝を伝えるとより丁寧ですね。相手にも喜んでいただけるはずです。
あなたから多くのことを学ぶことができました。ありがとうございました。
援助していただき、ありがとうございました。
サポートしていただき、ありがとうございました。
別れのあいさつ
別れのあいさつには次のようなものがあります。
良い一日を!
ありがとう!あなたも(良い一日を)!
次のようなパターンもあります。
また会いましょう!
また会いましょう!
「See you again」は別れるときの定番のあいさつ表現です。必ずしも次回本当に会うことを約束しているわけではありません。
逆に「See you again」には当面会えない場合に使うことが多いです。
次回もレッスンを受ける予定の講師との別れのあいさつなら、次の表現が望ましいです。
すぐに(次のレッスンで)会いましょう!
OK! すぐに(次のレッスンで)会いましょう!
その他のパターンはこちらです。
お話しできて嬉しかったです。
また近いうちにお話ししましょう。
素敵な一日を過ごしてください!
残りの日を楽しんでください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひオンライン英会話を活用していっしょに英語のレベルアップをしましょう!
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