今回は「book」を使った予約の会話表現をご紹介します。
はじめに音声について説明させてください。
これからご紹介する例文のうち、左側に以下のマークがついているものがあります。
PCの場合はマウスのカーソルを、スマートフォンやタブレットの場合は指を、このマークがある英文に合わせてクリックまたはタップするとマークの色が以下のように変わり、音声が再生されます。
何度も繰り返し聞いて、表現を耳から覚えて自分のものにしましょう!
「book」の動詞としての意味
「book」には動詞として「予約する」という意味があります。
「book」でおなじみなのは、「本」、「書籍」という名詞としての意味ですが、動詞としては「予約する」という意味があります。
これは、かつてはホテルなどの予約管理が本(台帳)で行われていたことに由来します。
飛行機の座席予約が二重にされてしまうことを「ダブルブッキング」と言いますよね。
「ダブルブッキング」は英語では「double-booking」と言います。
まさに「二重で予約する」ということです。
「book」を使った予約の表現
「book」を使った予約の表現をご紹介します。
英会話は、自分が言いたいことを正しく伝えることが大事ですが、相手がどのように応えたのかを正しく理解することも大事です。
よって、受け答えのパターンも合わせてチェックしましょう。
(ツアー申込で)
ニューヨークのツアーを予約したいのですが。
はい。もちろん大丈夫です。日帰りのツアーをご利用いただけます。
なお、「I’d like to」の「I’d」は「I would」の短縮形です。
「I’d like to」または「I would like to~」で、「私は~したい」という丁寧な表現になります。
以下は「I would like to~」とした場合の表現です。
(ツアー申込の続きで)
大人一人と子供二人で来週月曜日の予約がしたいです。
かしこまりました。確認いたします。
(フライトの予約で)
パリまでのフライトの予約をしたいです。
ご旅行はいつされるのですか。
(ホテルの予約で)
今月13日の火曜日にシングルルームを予約したいです。
何泊の宿泊をご希望ですか?
(レストランで)
席を予約したいのですが。
ご希望の日時を教えていただけますか?
「I’d like to book~」または「I would like to book~」(~の予約がしたい)は、海外旅行で使える定番表現ですのでこのパターンでまるごと覚えてしまいましょう。
他の予約表現 その1「make a reservation」
「make a reservation」も「予約する」という意味で使えます。
部屋の予約をしたいのですが。
ゴルフの予約をしたいです。
「make a reservation」の表現も「I’d like to」または「I would like to」との組み合わせで丁寧なものとなります。
他の予約表現 その2「reserve」
動詞「reserve」も「予約する」という意味で使えます。
席を予約したいです。
5人分の席を予約したいのですが。
この「reserve」も「I’d like to」または「I would like to」との相性がいいですね。
これからの海外旅行で大活躍の表現の一つだと思います。ぜひ使ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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