今回は、everのyet、alreadyとの違いについて説明いたします。これできっとスッキリしていただけると思います!
everは「過去のある時点」に焦点を当てている
everは「過去のある時点」に焦点を当てています。
everの例文
Have you ever been to Disneyland?ディズニーランドに行ったことがありますか?
この例文では、時期を問わず、これまで(過去に)ディズニーランドに行ったことがあるかどうかを尋ねています。
これが、everが「過去のある時点」に焦点を当てているというイメージです。
yetとalreadyは「現在を中心に起こったこと」に焦点を当てている
yetとalreadyは「現在を中心に起こったこと」に焦点を当てています。
yetの例文
Have you been to Disneyland yet?もうディズニーランドに行きましたか?
質問する側は、相手がディズニーランドに行く計画であったことを前から知っていて、その計画が最近実現したかどうかを尋ねているニュアンスがあります。
別の例文をご紹介します。
Have you done your homework yet?もう宿題は済ませましたか?
お母さんが、宿題を終えなければならない子供に対して、それが済んだかどうかを確認しているイメージです。
alreadyの例文
Have you been to Disneyland already?もうディズニーランドに行ったのですか?
日本語に訳すと、yetの場合と似たような感じになってしまいますが、両者には違いがあります。
今回のalreadyの例文では、本来の予定や想定よりもずっと早い時点でディズニーランドに行った相手に対して、意外な気持ちで「もう行ったの?」その事実を確認しているイメージがあります。
別の例文をご紹介します。
Have you done your homework already? Have you already done your homework?もう宿題を済ませたのですか?
お母さんが、予想よりも早く宿題を終えてしまった子供に対して、驚きながらその事実を確認しているイメージです。
まとめ:everのyet、alreadyとの違い
ever:「過去のある時点」に焦点を当てている。
例文
Have you ever been to Disneyland?ディズニーランドに行ったことがありますか?
yetとalready:「現在を中心に起こったこと」に焦点を当てている。
yetの例文
Have you been to Disneyland yet?もうディズニーランドに行きましたか?
Have you done your homework yet?もう宿題は済ませましたか?
alreadyの例文
Have you been to Disneyland already?もうディズニーランドに行ったのですか?
Have you done your homework already? Have you already done your homework?もう宿題を済ませたのですか?
日本語に訳すと逆に混乱しがちなこれらの単語の使い分けのイメージがお分かりいただければと思います。
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最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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