今回は、TSSTでレベルアップできた勉強方法・役に立った教材についてご紹介します。
TSSTとは?
TSSTとは、アルク社が主催するスピーキングテストのことです。
TSSTは、Telephone Standard Speaking Testの略です。
その名の通り、電話で英語の実践コミュニケーション力を測ることができます。
実践において「その時」「その場で」瞬時に、自分の言葉で自分の考えを発信できる能力を測定することを目的としています。
したがって、TSSTには次のような特徴があります。
・質問の後、すぐに答えなければならず、考える時間がほとんどない。
・質問に対して、45秒の回答時間の間に自由に英語で回答する。(選択式ではない)
・質問は英語と日本語の両方が流れるので、英語のリスニング力は問われない。
なお、全体の問題は10問あります。全体で約15分でテストが終了します。
TSSTの評価方法・評価基準については以下の通りです。
・Level 1 (初級) ~ Level 9 (上級) までの9段階評価
・AIではなく、評価官が評価を行う。1名の受験者に対し3名の評価官が担当することで客観性を確保している。
・英語運用能力を次の4つの評価基準に分けている。
(1)言語機能
英語でどのようなことを遂行できるか
- 理由を述べる
- 意見を述べる
- 問題解決し提案する
- 手順を説明する
- 苦情を言う、など
(2)話題/場面
どれくらい複雑な状況で、何について話せるか
- 自分自身について
- 自分の身の回りについて
- 時事問題
- 予期しない困難な場面、など
(3)テキストタイプ
どのような複雑さの構文を使い、どう話を構成しているか
- 単語
- フレーズ
- 短い簡単な文
- 長くて複雑な文
- 順序立てられて話の流れがわかりやすい構成、など
(4)正確さ
聞き手にどれくらい正確に理解されるか
- 文法
- 語彙
- 発音
- 流暢さ、など
実際のレベルアップ
対策前
対策前は、レベル5でした。
TSSTでは、レベル5は次のように位置付けられています。
日常生活に関わることや自分自身に身近な話題について、簡単な質問に答えたり、自分から質問をするなどして、簡単な会話をすることができます。自分から積極的に情報を加えて話すことができますが、文が長くなるにつれ、文法の誤りや言い直しが増えたり、言い終わるまでに時間がかかったりします。適切な語彙や表現を使えないことも多く、発音にもまだ母国語の影響が強く見られる場合も多いですが、ノンネイティブの英語に慣れている聞き手であれば理解してもらえるでしょう。
https://tsst.alc.co.jp/tsst/level.html
対策後
対策後はレベル6になりました。
TSSTでは、レベル6は次のように位置付けられています。
複雑ではないコミュニケーションに難なく対応することができます。英語が母語の文化圏で生活するのに必要な、食べ物・買い物・旅行などについて、具体的なやり取りができます。自分の意図することを特に苦労することなく文をつないで表現できますが、長く複雑な文になると誤りや自己訂正が目立ったり、より適切な語や表現を探そうとして流暢さが損なわれることもあります。時制の混在もまだ頻繁に見られます。発音はネイティブスピーカーに近い場合から母国語の影響が強い場合まで人によって差があります。
https://tsst.alc.co.jp/tsst/level.html
レベル6になったときの全体のレベル分布は次の通りでした。
レベル6は、TSSTの中ではまだ「中級」の位置づけですが、上の図でお分かりの通り、レベル6の受験者は全体の10%未満です。
また、2割以上の受験者が占めるレベル5から抜け出して、仕事でいえば「海外赴任」、学業でいえば「学部留学」がふさわしいとされているのがレベル6です。
したがって、これらを踏まえれば、自分で言うのもなんですが、レベル6は、日本人の英語学習者の中では実質的には「上級」に近いレベルではないかと思います。
TSSTの準備・対策についての全体像
4つの評価基準を高めるための能力
TSSTが何を測定するテストなのか、何を評価基準にしているのかが分かれば、対策方法が見えてきます。
4つの評価基準を高めるための能力を、次の通り赤字で示しました。
(TSST対策を通じての自分なりの分析です)
(1)言語機能 →「瞬発力」、「表現力(語彙力)」
(2)話題/場面 →「瞬発力」、「表現力(語彙力)」、「文法力」
(3)テキストタイプ → 「瞬発力」、「表現力(語彙力)」、「文法力」
(4)正確さ: →「表現力(語彙力)」、「文法力」、「発音・流暢さ」
上記の通り、それぞれの評価基準で求められる能力は、1つだけではなく、複数の能力が組み合わさったものと考えるといいでしょう。
この赤字部分の能力をバランス良く伸ばすことができれば、4つの評価基準を伸ばすことができ、さらには総合評価をアップさせることができます。
インプットとアウトプットのバランス
TSST対策では、インプットとアウトプットのバランスがとても大事でした。
ここでいうインプットとアウトプットは次の通りの意味です。
インプット :新しい表現を身に付ける、覚える、繰り返し発音練習をすること
アウトプット :インプットした学習成果を使って実際に話してみること
TSSTは、そもそもがスピーキングというアウトプットの試験ですので、対策(練習)では実際にたくさん話すことが重要です。
だからといってアウトプットばかりではいけません。
豊かな表現力(語彙力)が身についていなないまま、あるいは誤った文法を知らずに使ったまま英語を話してばかりいても、レベルアップにつながらないからです。
新しい表現や正しい文法、発音を覚えて、実際に話してみる、そこで気づいた課題を改善して、また実際に話すという、インプットとアウトプットの繰り返しが上達のポイントでした。
TSSTの具体的な対策
瞬発力
瞬発力は、TSSTの中で最も大事な要素だと思います。
なぜそのように考えるかというと、TSSTは、実践において「その時」「その場で」瞬時に、自分の言葉で自分の考えを発信できる能力を測定することを目的としているからです。
また、とにかく話さないと他の能力(「表現力(語彙力)」、「文法力」、「発音・流暢さ」)があることを示すことができないというのも、瞬発力が最も大事だと思う理由です。
TSSTでは、質問の音声が流れてから、すぐに英語で答えなければなりません。
回答の準備のために、回答時間と同じだけの考える時間が与えられることはありませんので、頭の中で言いたいことを整理したり、頭の中で日本語と英語を行き来させる時間はありません。
感覚的には、すぐに英語で考えながら英語で話すといった感じです。
瞬発力のインプット教材・勉強方法
口からポンポン英語が出てくるようになるトレーニングに最適なのは「瞬間英作文トレーニング」です。
英語を話すことに慣れていない日本人は、英語の文法は分かっていてもすぐに話せるレベルまで英語の文法を使いこなせない方が多いというのが実情です。
使いこなせない理由は単純で、そのようなトレーニングをしていなかったからです。
逆を言えば、トレーニング次第で頭の中に「英語脳」をつくることができます。
「瞬間英作文トレーニング」はレベルに応じた複数のシリーズがありますので、皆さんにあった一冊を手に取り、とにかくやりこんでいただければと思います。
一冊終わってそこで終わりではありません。同じ本をまた最初から繰り返し学習しましょう。
2回目をやったときには1回目よりも話せる自分に気づくことでしょう。それと同時に、まだまだ至らない点があることにも気づきます。
毎日やりこむことで、自分では気づかないくらいのわずかなレベルですが、次第に「英語脳」ができていきます。
電子書籍と単行本がありますが、音声が収録されたCDが付属される単行本をおすすめします。
瞬発力のアウトプット教材・勉強方法
インプットでの練習の成果をアウトプットで実際に試してみましょう。
瞬発力のアウトプットとしてはオンライン英会話をフル活用しましょう!
オンライン英会話を使えば、世界中の講師と24時間いつでも話すことができます。また、月額料金制でレッスン受け放題のものもありますので、思う存分話すことができます。
また、オンライン英会話サービスの中には、自習用のコンテンツが充実しているものもあります。
それらをフル活用しましょう。
なお、私が使っているのがネイティブキャンプです。
「世界中の講師と24時間いつでも話すことができる」、「月額料金制でレッスン受け放題」、「自習用コンテンツが充実」と三拍子そろっています。
オンライン英会話では、受講生の目的に合った、様々なコース、カリキュラムを用意しています。
TSST対策に実際に使っていたネイティブキャンプのコースは次の通りです。
5分間ディスカッション
いくつかのテーマの中から好きなテーマを選び、講師と5分間のディスカッションを行うレッスンです。
講師から矢継ぎ早に質問が飛んできますので、「その時」「その場で」瞬時に、すぐに英語で考えながら英語で話すアウトプットにぴったりです。
デイリーニュース
デイリーニュースはその名の通り、毎日更新されるニュースが教材になります。
なぜデイリーニュースが「瞬発力」に効くのかというと、ディスカッション(質疑応答)のパートがあるからです。
レッスンの後半で、その回のニュース教材のテーマに関する質問をもとに講師とディスカッションをします。
質問は毎回異なりますので、自分がよく知らない、不得意なテーマの質問であることもあります。
そのような質問であっても講師と話題を広げて話せるようになる練習ができます。
よってデイリーニュースは、英語で話すことができる守備範囲を広げるのにちょうどいいです。
スキーピングトレーニング
スピーキングトレーニングは、ネイティブキャンプのスマートフォン用のアプリでできる自習用のトレーニングです。
スピーキングトレーニングでは4つのタイプのトレーニングができますが、瞬発力のトレーニングとしては、Part4の「自由回答」がおすすめです。
「自由回答」では、ある質問(テーマ)が与えられ、それについて賛成か反対か、あるいは自分がどう思うかなどを自由に回答します。
質問(テーマ)は英語で表示されます。また質問(テーマ)は音声での再生もあります。
30秒の準備時間がありますので、その間に何を言うのかを考える時間があります。
30秒の準備時間が終わると45秒の回答時間の間に英語で回答をします。
採点はAIが行います。
採点は以下の4段階です。
- PERFECT!(完璧!)
- EXCELLENT!(すばらしい!)
- GOOD(いいね!)
- KEEP TRYING(がんばろう!)
採点結果の画面では、回答例が表示されますので、それを参考に自分の表現力を高めることができます。
また、回答例の音声を聞くこともできます。
さらには、自分の音声が自動で録音されますので、回答例の音声と聞き比べることもできます。
なお、TSSTの試験では30秒の準備時間はないので、もっと短い時間で回答できるように練習する必要があります。
スピーキングトレーニングでは、準備時間の終了を待たずにスキップしてすぐに回答に移ることができます。
このスキップの機能を使ってできるだけTSSTの試験に近い環境で回答できるように練習しましょう。
マンスリースピーキングテスト
「マンスリースピーキングテスト」も、ネイティブキャンプのスマートフォン用のアプリでできる自習用のトレーニングです。
その名の通り、月に1回、無料で(追加料金なしで)英語のスピーキング力の測定ができます。
資格試験に高いお金をかけずとも、毎月レベルチェックができるのは大変便利で重宝しました。
スピーキングトレーニングと同じAI技術を使っていて、レベルは10段階、スコアは100点満点で表示されます。
また、評価項目は以下の4つです。
- 語彙
- 文法
- 流暢さ
- 発音
「マンスリースピーキングテスト」については以下の記事をご参照ください。
表現力(語彙力)
表現力(語彙力)のインプット教材・勉強方法
実践で使える表現をできるだけインプットしましょう。
みなさんは、レストランで店員にコーヒーをこぼされて洋服が汚れてしまったことについて、英語で苦情を言ったことはありますか。私はありません。
TSSTでは、そのような日常の場面でどう言うのかを問われることがあります。
英語圏での海外生活が長ければそのような状況に出くわすこともあるかもしれませんが、英語学習のためにそのような状況をあえて作り出すことは不可能だったり、非効率だったりします。
「英語で苦情を言う」というのはほんの一例であり、TSSTでは、英語で自分の意見を言うことができるかや、予期しない困難な場合にどう英語で反応できるかが試されます。
したがって、TSSTの対策としては、できるだけ多くの表現をあらかじめインプットすることがとても重要です。
表現力(語彙力)の増強のために私が使用したのは以下の書籍です。
(参考)オンライン英会話を活用した表現力(語彙力)のインプット
私はあまり活用しませんでしたが、オンライン英会話(ネイティブキャンプ)のコースには、日常英会話コース(初級から上級まで)とビジネスコースがあります。
これらを通じて多彩な表現力を強化することもできます。
表現力(語彙力)のアウトプット教材・勉強方法
自分が覚えた表現を実際に相手に試すのにはオンライン英会話が最適です。
表現力(語彙力)のアウトプットにもオンライン英会話をフル活用しましょう!
オンライン英会話なら、自分が言ったことが伝わったかどうかのリアクションをすぐに得ることができます。
また、適切なアドバイスをもらうこともできます。
覚えたはずの表現が実際の会話の中ではなかなか口から出てこないこともあります。そのようなことも練習だと割り切って臆せずどんどん試しましょう。
その過程で表現力(語彙力)も身に付きます。
オンライン英会話のレッスン・教材は「瞬発力のアウトプット教材・勉強方法」でご紹介したものと同じです。
・5分間ディスカッション
・デイリーニュース
・スキーピングトレーニング
・マンスリースピーキングテスト
なお、マンスリースピーキングテストでは、語彙力を100点満点で測定してくれます。
毎月の学習の成果を「見える化」できますのでモチベーションアップになります。
文法力
文法力のインプット教材・勉強方法
文法力も効果的に増強しましょう。
義務教育などを通じて英語を勉強された日本人の多くは、基本的な英文法をある程度マスターできていると思います。
TSST対策において大事なのはその英文法を、実践において「その時」「その場で」瞬時に言えるかどうかです。
したがって、「瞬発力」でご紹介した「瞬間英作文トレーニング」をベースに、瞬時に英文法を頭の中で組み立てて口から発する練習を繰り返すことがおすすめです。
また、表現力(語彙力)のインプット教材でご紹介した書籍も、日本語から英語への英作文の練習を兼ねていますので、文法力の増強にもなります。
その他、私が文法力の増強で使用した書籍をご紹介します。
文法力のアウトプット教材・勉強方法
文法力のアウトプットにもオンライン英会話をフル活用しましょう!
オンライン英会話なら、もし文法上のミスがあれば、講師の方からその場で適切なフィードバックを得ることができます。
できるだけ考えずに、瞬時に頭の中で英作文ができるように、オンライン英会話を使って実践的なアウトプットをしましょう。
その練習の成果はTSSTの本番の試験で活かすことができます。
オンライン英会話のレッスン・教材は「瞬発力」や「表現力(語彙力)」のアウトプット教材・勉強方法でご紹介したものと同じです。
・5分間ディスカッション
・デイリーニュース
・スキーピングトレーニング
・マンスリースピーキングテスト
なお、マンスリースピーキングテストでは、文法力も100点満点で測定してくれます。
毎月の学習の成果を「見える化」できますのでモチベーションアップになります。
発音・流暢さ
発音・流暢さのインプット教材・勉強方法
ネイティブのようなきれいな英語をよどみなくしゃべれたらかっこいいですよね!
発音について
正しい英語の発音を身につけることは言うほど簡単なものではありません。
しかしながら、ひとたび正しい英語の発音をマスターすれば一生モノの財産になります。
英語の文法や語彙力は年月とともに忘れてしまうことがありますが、一度身につけたきれいな発音は維持が可能です。
また、日々の積み重ねが求められる文法や語彙力と比較して、人によってはきれいな発音を身につけることはさほど難しくない場合もあります。
よって、発音が得意な人は、発音を得点源にすることも可能です。(私の場合はそうはなっていませんが)
オンライン英会話では、発音に関するコースが用意されていますので、それを活用するのがよいでしょう。
また、日本人特有のカタカナ英語からの脱却を目指すなら日本人用の書籍で学習するのが効率的です。
オンライン英会話(自習用アプリ)の活用
「瞬発力のアウトプット教材・勉強方法」でご紹介した「スピーキングトレーニング」に関して、4タイプのトレーニングのうち、Part1では「音声問題」を使って発音のチェックができます。
指定した英文を読み上げると、直後に4段階の評価が得られます。
PERFECT!(完璧!)
EXCELLENT!(すばらしい!)
GOOD(いいね!)
KEEP TRYING(がんばろう!)
また、どの点が良かったのか、良くなかったのかを「〇」と「×」で表示してくれます。
オンライン英会話をせずとも、いつでもどこでも自分の時間でスマートフォンがあれば練習できますのでおすすめです。
American Accent Training
アメリカのネイティブスピーカーは、英文を文字通り発音しているわけではありません。
あえて発音しない子音があったり、母音と子音がつながって別の音として発音したりしています。
そのような、アメリカのネイティブスピーカーの発音のテクニックを体系的に学ぶことができる本があります。
それが「American Accent Training」です。
本書にはペーパーバック版とAudible版(聞く本)とがありますが、おすすめは、Audible版です。
(Audible版はAmazonでのみ購入可能で、専用アプリで再生可能です)
「聞くタイプの本(Audible版)だと聞き取れなかったらどうしよう」と悩む必要はありません。
オーディブル(Audible)版を購入するとPDF版のテキストを無料でダウンロードすることができますので、音声の解説とテキストとを読み合わせて学習を進めることができます。
Audible版なら音声とテキストの両方をスマートフォンにダウンロードできますので、いつでも、どこでも学習が可能です。
ただし、全編英語で書かれていますので、どうしても中・上級者向けになってしまいます。
目からうろこの発音のテクニックを体系的に学ぶことができますので、スピーキングにさらに磨きをかけたい中・上級者の方へ「American Accent Training」をおすすめします。
流暢さについて
「流暢さ」とはよどみがないことです。
瞬発力が不十分なため、英語で何かを言うために黙り込んでしまうと流暢さは損ねられてしまいます。
また、表現力(語彙力)不足の場合は、場面に応じた適切な会話表現ができないため、いいよどんでしまうことになります。
さらに、不十分な文法力や発音も、言い間違えや、その訂正のための言い直しのせいで聞いている相手にはぎこちない印象を与えてしまいます。
したがって、「流暢さ」についてはそれ単独で練習するのではなく、「瞬発力」、「表現力(語彙力)」、「文法力」、「発音」のトータルでの底上げで「流暢さ」に磨きがかかると考えるのがいいと思います。
よって、これまでご紹介したインプット教材・勉強方法を組み合わせて「流暢さ」を向上させましょう。
私の場合は、「瞬発力」、「表現力(語彙力)」、「文法力」、「発音」のどれもがまだまだであるため、流暢さのスコアもそれなりのものになってしまっていると分析しています。
発音・流暢さのアウトプット教材・勉強方法
発音・流暢さのアウトプットにもオンライン英会話をフル活用しましょう!
オンライン英会話なら、もし発音のミスがあれば、講師の方からその場で訂正してもらえます。
自分ではできていると思っていた「L」と「R」の使い分けがまだできていなかったと分かったこともありました。
また、流暢さを保つには、とにかく言いよどまないことが大事です。
ポーズ(空白の時間)は命取りですので、できる限り間隔を開けずに流れるように英語の文章がつなげられるように意識して練習しましょう。
オンライン英会話のレッスン・教材はこれまでご紹介のものと同じです。
・5分間ディスカッション
・デイリーニュース
・スキーピングトレーニング
・マンスリースピーキングテスト
発音と流暢さを意識しながら、これらの教材を使って、日々アウトプットに励みましょう。
なお、マンスリースピーキングテストでは、「発音」と「流暢さ」も100点満点で測定してくれます。
スコアアップを目標に日々の練習を積み重ねましょう。
最後に
TSSTの試験対策としてのスピーキング力向上の方法をご紹介しましたが、ご紹介の方法はTSSTのみならず、他のスピーキングテストの対策にも有効だと思います。
試験のためのテクニック的な勉強も時には大事ですが、ぜひ実践で使える一生モノのスピーキング力を身につけましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
TSST対策、一緒にがんばりましょう!
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