今回は、賛成・反対の英語表現を音声と例文でご紹介します。
まず音声について説明させてください。
これからご紹介する例文のうち、左側に以下のマークがついているものがあります。
PCの場合はマウスのカーソルを、スマートフォンやタブレットの場合は指を、このマークがある英文に合わせてクリックまたはタップするとマークの色が以下のように変わり、音声が再生されます。
何度も繰り返し聞いて表現を丸ごと覚えましょう!
賛成の表現
Absolutely.:まったくその通りです
Aさん:Let’s provide flexible work-from-home options for our employees.
Bさん:Absolutely. Offering remote work options promotes work-life balance and boosts employee satisfaction and productivity.
Aさん: 従業員に柔軟な在宅勤務の選択肢を提供しましょう。
Bさん: まったくその通りです。リモートワークのオプションを提供することで、仕事と生活のバランスが改善され、従業員の満足と生産性が向上します。
Certainly.:もちろん
Aさん:We should collaborate with other companies on joint ventures to expand our market reach.
Bさん:Certainly. Joint ventures can lead to shared resources and access to new customer bases.
Aさん: 共同事業で他社と協力して市場拡大を図りましょう。
Bさん: もちろん。共同事業はリソースの共有や新しい顧客層へのアクセスに繋がることがあります。
Definitely.:絶対に
Aさん:Let’s go hiking this weekend and explore the nearby trails.
Bさん:Definitely. I love spending time in nature, and it’ll be a great way to relax and unwind.
Aさん: 今週末にハイキングに行って近くのトレイルを探検しましょう。
Bさん: 絶対に(そうしましょう)。私は自然の中で過ごすのが好きです。それはリラックスしてくつろぐ良い方法になります。
Exactly.:まさにその通りです
Aさん:Let’s organize a charity event to support the local community.
Bさん:Exactly. Giving back to the community will create a positive impact and strengthen our ties with the people around us.
Aさん: 地域のコミュニティを支援するためにチャリティイベントを開催しましょう。
Bさん: まさにその通りです。コミュニティへの還元はポジティブな影響を生み出し、周囲の人々との絆を強めることでしょう。
Indeed.:確かに
Aさん:Let’s organize a study group to prepare for the upcoming exams.
Bさん:Indeed. Studying together will help us understand difficult topics and improve our chances of scoring well.
Aさん: 来るべき試験の準備のために勉強グループを組織しましょう。
Bさん: 確かに。一緒に勉強することで難しいトピックを理解しやすくなり、良い点数を取る可能性が高まります。
Positively.:確かにその通り
Aさん:Let’s plan a family vacation to the beach this summer.
Bさん:Positively. It will be a wonderful opportunity for all of us to relax and create lasting memories together.
Aさん: 今年の夏に家族旅行としてビーチに行く計画を立てましょう。
Bさん: 確かにその通り。それは私たちみんながリラックスし、一緒に素晴らしい思い出を作る素晴らしい機会になるでしょう。
Precisely.:まさにその通り
Aさん:How about trying out a new board game with the family?
Bさん:Precisely. Trying out a new game will make our time together even more special.
Aさん: 家族で新しいボードゲームを試してみない?
Bさん: まさにその通り。新しいゲームを楽しむことで、一緒に過ごす時間がより特別なものになるね。
I agree with you.:あなたに同意します
Aさん:The agenda for tomorrow’s meeting looks good to me.
Bさん:I agree with you. It looks sufficient.
Aさん: 明日の会議のアジェンダはこれでいいと思うんだけど。
Bさん: あなたに同意します。これで十分ですね。
I’m on board with that.:それに賛成です
Aさん:Our team should participate in the charity run for a good cause.
Bさん:I’m on board with that. It’s a great opportunity to give back to the community.
Aさん: チームで善意のためのチャリティランに参加すべきだと思います。
Bさん: それに賛成です。地域に恩返しする素晴らしい機会です。
I can’t agree more.:本当に賛成です
Aさん:The features of this new smartphone are amazing. It’s user-friendly and has excellent performance.
Bさん: I can’t agree more. This is truly an outstanding product.
Aさん: この新しいスマートフォンの機能はすごいよ。使いやすいし、性能も抜群だ。
Bさん: 本当に賛成です。これは本当に素晴らしい製品だね。
「I can’t agree more」は「これ以上は賛成できない」というのが直訳ですが、このような日本語にすると逆に分かりづらいです。
「これ以上の賛成はできないほどの賛成」という意味ですので、日本語らしくすると「本当に賛成です」になります。
I’m in favor of this proposal.:私はこの提案に賛成です
Aさん:What do you think of this new project proposal?
Bさん:I’m in favor of this proposal. It’s well thought out and seems achievable.
Aさん: この新しいプロジェクトの計画書、どう思う?
Bさん: 私はこの提案に賛成です。良く練られていて実現可能そうだね。
I’m all for it.:私はそれに全面賛成です
Aさん:I’m thinking of playing soccer for tomorrow’s recreation activity.
Bさん:I’m all for it! Soccer sounds fun.
Aさん: 明日のレクリエーションにはサッカーをしようと思ってるんだ。
Bさん: 私はそれに全面賛成です!サッカーなら楽しいよね。
You can say that again.:全く同感です
Aさん:This new app is user-friendly and convenient.
Bさん:You can say that again.
Aさん: この新しいアプリ、使いやすいし便利だよ。
Bさん: 全く同感です。
You’re absolutely right.:まったくその通り
Aさん: I can’t quite grasp this problem, what do you think?
Bさん:You’re absolutely right. It’s a complex issue.
Aさん: この問題はよく理解できないんだけど、どう思う?
Bさん: まったくその通り。複雑な問題だね。
You’ve convinced me.:あなたに納得しました
Aさん:I think this movie is interesting. Let’s go watch it.
Bさん:I wasn’t really planning to, but if you say so, let’s give it a try. You’ve convinced me.
Aさん: この映画、面白いと思うんだ。観に行こうよ。
Bさん: 別に行かなくてもいいかなと思ってたけど、あなたがそう言うなら行ってみようか。あなたに納得しました。
You make a compelling argument.:説得力のある主張ですね
Aさん:I believe that implementing this new policy will increase productivity.
Bさん:You make a compelling argument. It’s worth giving it a try.
Aさん: この新しい政策を導入することで生産性が向上すると思うんだ。
Bさん: 説得力のある主張ですね。実施してみる価値があるね。
You’ve won me over.:あなたに心を打たれました
Aさん:I believe this new plan is the best choice for the team.
Bさん:I was hesitant at first, but you’ve won me over. I’m in favor of this plan.
Aさん: この新しいプランがチームにとって最善の選択だと思います。
Bさん: 最初は不安だったけど、あなたに心を打たれました。このプランに賛成です。
I’m in complete agreement.:完全に同意します
Aさん:This plan seems to have high risks, but I believe it can bring significant rewards.
Bさん:I’m in complete agreement. It’s worth taking the challenge.
Aさん: この計画はリスクが高そうだけど、大きな成果も期待できると思うんだ。
Bさん: 完全に同意します。挑戦する価値がありますね。
You’re absolutely spot-on.:完全にその通り
Aさん:This new product seems like it will be popular.
Bさん:Yeah, you’re absolutely spot-on. It looks like there’s a high demand for it.
Aさん: この新しい商品、人気が出そうだね。
Bさん: そうだね、完全にその通り。需要が高そうだよ。
「spot-on」には「正確で」や「狙い通りで」という意味があります。
I’m with you all the way.:完全に賛成です
Aさん:Our goal may be challenging, but let’s stay determined and work hard.
Bさん:I’m with you all the way. Let’s face the challenges head-on.
- Aさん: 私たちの目標は困難だけど、信念を持って頑張ろう。
- Bさん: 完全に賛成です。困難に立ち向かいましょう。
「I’m with you all the way.」を直訳すると「最後まであなたとともにいます」ですが、この例文のように賛成の意味で使われます。
You hit the nail on the head.:的を得ています
Aさん:To make the presentation successful, I think we should incorporate visual elements.
Bさん:You hit the nail on the head. Visual elements are crucial.
Aさん: プレゼンテーションを成功させるためには、視覚的な要素を取り入れるべきだと思うんだ。
Bさん: 完全にその通りだね。的を射ているね。視覚的な要素が重要だよ。
「You hit the nail on the head」を直訳すると、「あなたは釘を頭の上に打ちました」となりますが、実際の意味は、「的を得た発言や意見を述べた」という相手への同意を表す表現です。
反対の表現
賛成の場合に比べて、反対を表現する場合には注意が必要です。
なぜなら相手に配慮する必要があるからです。
ストレートに「You are wrong.」(あなたは間違っている)などと言うと相手のプライドを傷つけてしまいますし、ケンカになりかねません。
ストレートな表現も時には必要ですが、相手に配慮した表現を多く学ぶようにしましょう。
No way!:無理!ダメ!
Aさん:I think we should adopt a pet.
Bさん:No way! I’m allergic to animals.
Aさん:ペットを飼うべきだと思うんだ。
Bさん:無理!私は動物アレルギーだよ。
Never.:ありえない
Aさん:Would you consider skydiving with me someday?
Bさん:Never. I’m too scared of heights.
Aさん:いつかスカイダイビングを考えてくれる?
Bさん:ありえない。僕は高所恐怖症なんだ。
Absolutely not.:絶対に反対
Aさん:How about we try that dangerous stunt for the video?
Bさん:Absolutely not. It’s too risky and unsafe.
Aさん:あの危険なスタントを動画用にやってみようか?
Bさん:絶対に反対。あれは危険すぎて安全じゃないよ。
That’s not what I think.:私はそうは思いません
Aさん:I believe we should invest all our savings in this risky business venture.
Bさん:That’s not what I think. I think we should prioritize saving for our future.
Aさん:私は貯金を全てこの危険な事業に投資すべきだと思います。
Bさん:私はそうは思いません。将来のために貯蓄を優先すべきだと思います。
「I」(私)を主語にすることで反対の表現をやや和らげることができます。
自分を中心にすることで「あなたはそう思うかもしれないが、私はこう思う(そうは思わない)」というようなニュアンスになるからです。
そのため、反対の表現には「I」(私)を主語にしたものが数多くあります。
I disagree with you.:私はそうは思いません
Aさん:I think we should postpone the project deadline.
Bさん:I disagree with you. We should stick to the original schedule.
Aさん:プロジェクトの締め切りを延期した方が良いと思います。
Bさん:私はそうは思いません。元のスケジュールを守るべきだと思います。
I don’t know about that.:私はそれについてよくわかりません
Aさん:We should introduce a new product without conducting market research.
Bさん:I don’t know about that. Market research is essential before any product launch.
Aさん:市場調査を行わずに新しい製品を導入すべきだと思います。
Bさん:私はそれについてよくわかりません。製品の導入前に市場調査は欠かせません。
I couldn’t disagree more.:私はまったく同意しません
Aさん:I think the new policy will be beneficial for the company.
Bさん:I couldn’t disagree more. I believe it will have negative consequences.
Aさん:新しい方針は会社にとって有益だと思います。
Bさん:私はまったく同意しません。それは負の影響を及ぼすと考えています。
“I couldn’t disagree more.”の直訳は「私はこれ以上反対できません」という意味です。
つまり「私はこれ以上反対できないほど強く反対します」と、非常に強い反対の意見を表す表現です。
I beg to differ.:私は異なる意見です
Aさん:We should invest in expanding our marketing efforts.
Bさん:I beg to differ. I think we should focus on improving product quality first.
Aさん:マーケティングの努力を拡大するべきだと思います。
Bさん:私は異なる意見です。まずは製品の品質を向上させるべきだと思います。
“I beg to differ.” の直訳は「(相手の意見に)異議を唱えます」「意見を異にします」ですが、会話の中では「私は異なる意見です。」という意味で使われます。
I beg to disagree.:私は異なる意見です
Aさん:The team should focus on increasing sales.
Bさん:I beg to disagree. I think we should prioritize customer satisfaction.
Aさん:チームは売上を増やすことに注力すべきです。
Bさん:私は異なる意見です。顧客満足を優先すべきだと思います。
I do not share your view.:私はあなたの意見に同意しません
Aさん:We should take more risks to stay competitive in the market.
Bさん:I do not share your view. I think we should focus on sustainable growth.
Aさん:市場競争に対抗するためにもっとリスクを取るべきだと思います。
Bさん:私はあなたの意見に同意しません。持続的な成長に焦点を当てるべきだと思います。
I am opposed to your idea.:私はあなたの意見に反対です
Aさん:We should stop funding the arts and culture programs. They don’t directly contribute to our bottom line.
Bさん:I am opposed to your idea. Supporting arts and culture is essential for fostering a vibrant and well-rounded society.
Aさん:芸術や文化のプログラムへの資金提供をやめるべきです。それらは直接利益に結びついていません。
Bさん:私はあなたの意見に反対です。芸術や文化を支援することは、活気に満ちた社会を育むために不可欠です。
I’m of a different opinion.:私は別の意見です
Aさん:: Let’s implement a strict dress code policy to maintain a professional image in the office.
Bさん:I’m of a different opinion. Allowing employees to dress comfortably and express their individuality can lead to higher morale and creativity in the workplace.
Aさん:オフィスでプロフェッショナルなイメージを維持するために、厳格なドレスコードを導入しましょう。
Bさん: 私は別の意見です。従業員が快適に服装を選び、個性を表現することが職場の士気と創造性を高めることができます。
I can’t go along with that.:私はそれに同意できません
Aさん:I believe we should reduce the number of customer service representatives to save on labor costs.
Bさん:I can’t go along with that. Providing excellent customer service is crucial for retaining our customers and ensuring long-term success.
Aさん: 労働コストを削減するために、カスタマーサービス担当者の数を減らすべきだと思います。
Bさん: 私はそれに同意できません。優れたカスタマーサービスを提供することは、顧客を維持し、長期的な成功を確保するために重要です。
I’m not convinced.:私は納得していません
Aさん:We should switch to a new software system for better efficiency.
Bさん:I’m not convinced. Our current system has been working well, and the transition might cause disruptions in our workflow.
Aさん: より効率的なために新しいソフトウェアシステムに切り替えるべきだと思います。
Bさん: 私は納得していません。現行のシステムはうまく機能しており、移行は業務の中断を引き起こすかもしれません。
I’m of a different mind.:私は違う考えです
Aさん: We should implement a strict deadline for completing the project.
Bさん:I’m of a different mind. Imposing rigid deadlines might compromise the quality of our work. Let’s set realistic timelines and focus on delivering a high-quality outcome.
Aさん: プロジェクトを完了するために厳格な締切を導入すべきだと思います。
Bさん: 私は違う考えです。厳格な締切を設けることは作業の品質を損なう可能性があります。代わりに、現実的なタイムラインを設定し、高品質な成果物の提供に集中しましょう。
I don’t think that’s a good idea.:それは良い考えだとは思いません
Aさん:We should stop offering discounts and promotions to increase profits.
Bさん:I don’t think that’s a good idea. Discounts attract customers and boost sales, which can lead to higher overall revenue.
Aさん: 利益を増やすために割引やプロモーションをやめるべきです。
Bさん: それは良い考えだとは思いません。割引は顧客を引きつけ、売上を増やし、全体的な収益の向上につながることがあります。
I’m not on board with this plan.:この計画には賛成できません
Aさん:We should eliminate some of the product features to simplify the design.
Bさん:I’m not on board with this plan. Our customers value these features, and removing them might lead to a decline in sales.
Aさん: 製品の設計をシンプルにするために一部の機能を削除すべきだと思います。
Bさん: 私はこの計画に賛成できません。顧客はこれらの機能を重視しており、それらを削除すると売上の減少につながるかもしれません。
I have reservations about that.:それについては懸念があります
Aさん:Let’s outsource our customer support to a third-party service provider.
Bさん:I have reservations about that. Our in-house support team understands our products and customers better, leading to a more personalized service.
Aさん: カスタマーサポートを第三者のサービス提供者に外部委託しましょう。
Bさん: それについては懸念があります。社内のサポートチームは製品と顧客をよく理解しており、より個別化されたサービスを提供できます。
I’m not in favor of that approach.:私はそのアプローチに賛成していません
Aさん:Let’s reduce the product development timeline to launch it sooner.
Bさん:I’m not in favor of that approach. Rushing the development process might result in a subpar product. Quality should be prioritized over speed.
Aさん: 早く発売するために製品開発のタイムラインを短縮しましょう。
Bさん: 私はそのアプローチに賛成していません。急いで開発を進めることは、品質の低い製品になる可能性があります。スピードよりも品質を優先すべきです。
You’ve got to be kidding.:冗談でしょう?
Aさん:Let’s increase the prices of our products by 50% to boost profits.
Bさん:You’ve got to be kidding. Such a steep price hike could drive away our loyal customers and harm our reputation.
Aさん: 利益を増やすために製品の価格を50%引き上げましょう。
Bさん: 冗談でしょう?そんな急激な値上げは、忠実な顧客を遠ざけ、評判を損なう可能性があります。
You’ve got to be joking.:冗談でしょう?
Aさん:We should eliminate the annual bonus for employees to save on expenses.
Bさん:You’ve got to be joking. The annual bonus is an essential part of our compensation package and helps motivate employees to perform at their best.
Aさん: 費用を節約するために従業員の年次ボーナスを廃止しましょう。
Bさん: 冗談でしょう?年次ボーナスは私たちの報酬パッケージの重要な部分であり、従業員が最高のパフォーマンスを発揮するためのモチベーションになっています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひ一緒に英語のレベルアップをしましょう!
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