今回は、水分補給の英語について説明します。
はじめに
熱中症が気になる時期、水分補給はこまめに行いたいものです。
相手を気遣って「水分補給してね」と英語でいうときは何と言えばよいのかを説明させていただきます。
まず音声について説明させてください。
これからご紹介する例文のうち、左側に以下のマークがついているものがあります。
PCの場合はマウスのカーソルを、スマートフォンやタブレットの場合は指を、このマークがある英文に合わせてクリックまたはタップするとマークの色が以下のように変わり、音声が再生されます。
何度も繰り返し聞いて表現を丸ごと覚えましょう!
「stay hydrated」あるいは「keep hydrated」が一般的
この2つの表現が日常会話ではよく使われます。
水分補給をしてください。
Keep hydrated.水分補給をしてください。
状態の持続を表す「stay」、「keep」についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
さらに詳しく:「hydrated」について
「hydrated」の原形である「hydrate」には他動詞として「~に水分を与える」、「~に潤いを与える」という意味があります。
その受動態である「hydrated」は「水分を与えられる」、「潤いを与えられる」という意味になります。
よって「hydrated」が「水分が補給されている」という意味でつかわれているのです。
「Stay hydrated.」、「Keep hydrated.」を文字通りに日本語に訳すと「水分が与えられた状態を保ちなさい」ということになります。
別のバージョンとしては、「stay」や「keep」と「hydrated」の間に「yourself」を挟んで次のように言うこともできます。
Stay yourself hydrated.水分補給をしてください。
Keep yourself hydrated.水分補給をしてください。
さらに、「hydrate」を能動態のまま使うこともできます。
水分補給をしてください。
You need to hydrate.あなたには水分補給が必要です。
別の言い方
水分補給を促す他の言い方をご紹介します。
Take a plenty of water as much as you can.(できるだけたくさん水を飲んでください。)
Take a plenty of water as much as you can.できるだけたくさん水を飲んでください。
Drink water to quench your thirst.(のどの渇きをいやすために水を飲んでください。)
Drink water to quench your thirst.のどの渇きをいやすために水を飲んでください。
「quench」は「抑える」、「静める」、「いやす」という意味がある動詞です。
「thirst」は「のどの渇き」という意味がある名詞です。
「quench one’s thirst」で、「のどの渇きをいやす」という意味になります。
「hydrate」の反意語は「dehydrate」
「hydrate」の反意語は「dehydrate」です。
「dehydrate」には、自動詞として「脱水する」、「脱水症状になる」、他動詞として「乾燥させる」などといった意味があります。
Runners can dehydrate very quickly in this heat.この暑さではランナーたちはすぐに脱水症状になる。
High temperatures make people dehydrate very quickly.高温下では人々はすぐに脱水症状になる。
People can very quickly dehydrate in the desert.人々は砂漠ではすぐに脱水症状になる。
Don’t get dehydrated.脱水症状にならないように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひ一緒に英語のレベルアップをしましょう!
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